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ニキビはどうしてできるのか?

ニキビには大きく分けて「外因性」のニキビと、「内因性」のニキビとがあります。
言葉通り、その原因が体の「外側」にあるものを「外因性」とし、体の「内側」にあるものを「内因性」と呼びます。

吹き出ものの原因!?のイラスト
にきび、吹き出ものを治す10カ条のイラスト

外因性ニキビ

「外因性」とは、体に問題があるのではなく、それを取り巻く様々な外界の刺激、例えば油を扱う仕事、汗やホコリにまみれる仕事や環境で、物理的にそれらが肌を汚し、毛穴に老廃物と共につまり、炎症を起こすタイプのものを言います。

内因性ニキビ

「内因性」とは、普通の生活をしていても自身の体の内側から湧いて出てくるタイプのニキビを言います。
比較的、短時間で簡単に良くなってくるのは「外因性」のニキビであり、細目な洗顔と抗菌剤配合の塗り薬程度で大部分は良くなってきます。
それに対し、皆さんが様々な治療を試みてもなかなか良くならないタイプのニキビというのは主に「内因性」であります。

これは、原因が体の内側にある為、外用的な手当(洗顔や塗り薬など)だけではなかなか良くならず、よしんば今出ているニキビには程々効果があっても、あとから絶え間なく出てくるニキビまでは抑える事ができず、結果「きりがない・・・」「いつまでたってもニキビが減らない・・・」と言う事になるのです。

体の内側にある原因

体の内側にある「原因」とは、ひとえに難治性ニキビ(治り難いニキビ)の原因の約9割は「お血」(おけつ)にあります。
お血は、体質上血液が渟んで流れが悪く、血が熱を持った状態を言います。簡単に言えば、血がサラサラ流れず、ドロドロしているわけです。
この様な状態はもともと体質的にホルモンバランスが悪い為に起こるもので、それ故にこれらの方々の共通する体質として、

  • 女性の場合、生理が不順であったり、また生理が来ても数日(2~3日)でほぼ終るか、逆にダラダラと少なめの生理が長く続いたり(10日位)します。
  • 同じく女性の場合、生理時の経血の中に血のしこり(レバーのようなドロッとした固まり)が良く混ざっています。また、生理も重く、痛みの強い方が多いものです。
  • 血液の循環が悪いので「肩こり」が慢性化していて手足の冷たい「冷え症」である。
  • かと思えば、「冷えのぼせ」といい、暖房の中などでは足腰は冷えているのに、のぼせて顔がほてったり、赤くなったりします。
  • 女性の場合、ニキビも特に生理前に悪化し易くなる。(低温期に入ると、増々血行が悪くなる為)
  • 肌質は「混合肌」で、同じ顔の中にも脂っぽい部分もあれば、やたら乾燥する部分もある。

上記の様な状態に少なからず「なんだか当てはまってる…」といった場合、
偶然でなく、ホルモンバランスが良くないと「お血」におちいり、お血になると共通した様々な症状が枝葉の様に現れます。

その共通した症状のひとつに、皮膚で言えば「ニキビが出来易く治り難い」という事が起きてくるのです。

個人差もありますので、全てに当てはまる方もいれば自覚の薄い方もいると思います。
しかし、そうして考えると治り難いニキビはすでに「皮膚病」の問題で片付けられるものでなく、内分泌系(ホルモンバランス等)のアンバランスから起きてくる「血の道症」、「体質病」であるということが言えます。
素人療法がなかなか功を奏さない理由もこういった根の深さにあります。

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なぜ漢方で改善できるのか

漢方には、その独特の血の状態「お血」に対応する処方として、「駆お血剤」(くおけつざい)というものがあります。
駆お血剤は漢方薬にしか存在しないもので、難治性のニキビが漢方によって良くなるゆえんです。
効能としては、お血を取り除き、血の熱が冷まされ血行が良くなる事によって皮膚の新陳代謝を高めます。
これは、お血がある場合、ビタミンなどの栄養的な成分が血液にのって患部まで到達する事が難しいという状態が改善されるので、皮膚の状態が活性化し始める為です。

皮膚が活性されると、例えば、乾燥した部分は潤い、皮脂の分泌過剰な部分(ニキビ患部)は正常な分泌レベルを取り戻し始めます。
そして血の熱が冷める為、化膿がやわらぎ、ニキビの腫れ、赤味のひいてくるのがわかります。

お血体質が改善し始めると、互いに影響し合う「ホルモンバランス」にも良い効果が現れ始めます。
つまり、ニキビが次第に出て来なくなるのと併せて、先に述べたお血により起こる様々な症状、「生理不順」「月経困難症」「冷え」「のぼせ」「肩こり」等も改善し始めます。

長年の経験と実績でたどり着いた当店自慢の治療法を以下でご紹介いたします。

  1. まず漢方薬を一日3回毎食間に温かいお湯で服用します。
    ※体質上(お血体質)出来易いニキビを改善する為、お血を取り除く処方を服用します。
  2. 余分な皮脂を取り除く為、洗顔を一日二回、朝・晩行います。
    ※抵抗力を落とさない為、余分な皮脂と共に必要な潤いまでは取らない洗顔料を用います。洗う事によって肌質をアルカリに傾けないものを使用します。
  3. 肌質を「弱酸性」に中和及び「殺菌」する為、専門の薬用ローションで患部を清拭・消毒します。
    ※ニキビの原因菌「アクネ菌」の繁殖しやすい「アルカリ」肌を弱酸性に中和します。同時に殺菌成分で消毒する事により、原因菌が活動しにくい肌質を作ります。
  4. ローションで清拭後、ニキビそのものの“赤みや腫れ”をひかせる為の
    専門の軟膏を塗布します。
    ※ニキビの中は酸化した油(皮脂)と化膿菌(アクネ菌)で満たされています。効果的な軟膏は塗布するうちに化膿が和らぎ、腫れや赤みがひいてきて、なんとも不快に湿っていたニキビが 乾燥して小さくなってくるのがわかります。
    3、4は一日2回、朝及び夜寝る前に行います。
  5. 一日おきに入浴時、「酵素パック」を行います。
    ※通常の洗顔後、「酵素パウダー」を手に取り、少量のぬるま湯で溶かし、ニキビ部位に塗布します。そのまま3~5分程むらし、洗い流します。

以上1~5の手順を決められた回数なるべく欠かさずしっかり行う事によりほとんどのニキビは回復に向かいます。
なかなか治らずお困りの方は腰をすえて1ヶ月間、手当てに取り組んでみられると良いと思います。

「あれっ?ホントに良くなってきた!」とお分かり頂けるはずです。

注意したい食べ物のイラスト

酵素の持つ役割

負質剥離作用

毛穴を塞いでいる肥厚した皮膚を剥離し、毛穴を広げ、老廃物を追い出す働きがあります。

脂肪分解作用

昨今の洗剤に含まれる酵素の働きにみられる通り、たん白質の汚れや、脂肪を分解する働きが酵素にはあります。
毛穴にたまった脂肪、表面の余分な皮脂を分解し、こすり洗いでは取りきれないレベルの「脂」を取り除きます。

たん白質分解作用

ニキビあとのシミ・ソバカスを薄くします。また、再び毛穴が塞がるのを防ぎます。